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【法人会員】個人事業主がタイムズカー法人会員に申し込んでみた

 個人事業主ですが、カーシェアステーション数No.1のタイムズカーの法人会員に申し込みました。
 同じように法人会員を検討している個人事業主の方々も多いと思いますので参考にしてもらえると嬉しいです。
 *タイムズカーシェアは2019年10月よりサービス名称をタイムズカーに変更してます。

タイムズカーシェアの法人会員はタイムズカーレンタルも25%オフになるなど、お得がいっぱいです。

もくじ

一般会員と法人会員の違いをおさらい

 タイムズカーには一般会員と法人会員があり、カーシェアの利用料金は同じ。入会料金(個人0円、法人660円→0円*無料キャンペーン中)と月額料金でランニングコストに差が出ます。個人プランは利用料金に充当できますが、法人プランはそもそもの基本料金ゼロなのでしばらく使わない場合でもランニングコストがかかりません。

プラン月額基本料金無料利用料金特長内容・条件
個人プラン880円880円タイムズカーの基本プラン個人ならば誰でも入会可能
家族プラン880円880円1人分の月額料金で家族全員が利用するプラン運転免許証に記載された名字もしくは住所が同一であること
学生プラン無料入会月から4年間の月額基本料金が無料となるプラン入会時、日本国内の学校に在籍していること
法人プラン無料月額利用料金が無料のプラン入会時に指定の審査を受けること
タイムズカー公式サイトより引用

 個人・家族プランの場合、880円分を「利用料金」に充当可能(繰り越しはできません)。月をまたぐご利用の場合、返却した月の無料利用料金から充当。

開業直後は法人入会を断られた

 いきなり結論からいうと、開業届提出後すぐの法人会員入会はNGでした。これは個人事業主がダメということではなく自宅での開業直後は入会OKとなる書類が揃いません

 (2020年3月追記)
 開業1年目の青色申告を済ませて、申告書のコピーを提出することで無事にタイムズ様より個人事業主での法人入会OKが出ました。通常の法人会員と同じように利用可能です。

なぜ開業直後は審査に通らないのか

 自宅開業したばかりの個人事業主が法人会員になれなかったのは「事業をその住所で営業している証拠」が準備できなかったのです。タイムズカーシェアの営業さんの話では次の書類のうちどれかが準備できれば初年度からでも審査を通すことができる可能性が高くなるそうです。

事業をその住所で営業している証拠となる書類例
・電気・ガス・水道・電話など公共料金を支払った”屋号入り”の領収書か請求書の写し
・営業している住所の家賃支払いの証拠
・納税証明書
・屋号で青色申告した確定申告書の写し(開業2年目以降)

証拠と認められない書類例
・法人名義銀行口座の書類写し
・屋号付きの郵送物(公共機関からのものでも不可)
・開業届の写しのみ

 個人事業の納税もしくは青色申告を済ますことができれば納税証明書もしくは青色申告の証明が準備できるので、個人事業主でも2年目以降であれば申込可能です。

審査にかかる期間

 ネットから申込みをして法人担当営業からの連絡を待って、申込書を書いて郵送して申し込みから2ヶ月経過しても「審査できない」のジャッジが出ただけです。
 審査通過の場合にはここから免許証(写)を提出してドライバーの登録などが必要なので、順調にやっても申し込みから利用開始まで3ヶ月程度は必要になります。
 審査期間があるというよりは書類の確認や営業さんの処理次第の印象でした。

別のカーシェア利用は?

 もちろん、審査可能になるまでタイムズカーを個人利用しても良いですが、タイムズカー以外のカーシェアサービスもあるので、そちらも検討してみましょう。
 全て法人で比較してみました。カレコとアースカーは個人入会でも月額利用は0円です。カレコは個人入会だと入会金は0円です。

タイムズカレコアースカー
入会金660円5,080円0円
月額利用料0円0円0円
ステーション数
(2021年9月現在)
13,160ヵ所2,933ヵ所123ヵ所
審査書類
(個人事業主)
審査あり無し!!審査あり
タイムズカー VS カレコ(一部データはカーシェアリング市場動向サイトより引用)

カレコ(三井のリパーク)

 三井のリパークが近所にあればカレコがオススメです。月額無料プランもあるので、まずは登録しておいて、必要な時だけ使うのもアリでしょう。個人会員の場合インターネットからの申し込みであれば最短当日からでも利用できる手軽さも魅力です。入会金は高いですが審査書類が少ないのと審査期間が短いのはありがたいですね。

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アースカー

 駐車場シェアサービスの【スマホで駐車場を貸せる最強の不労所得】「特P」を展開するアースカー。まだステーション数が少ないですが、アースカーのカーシェアの魅力は豊富な車種。千葉県浦安ではなんとホンダが誇るスーパースポーツ「NSX」の承認制カーシェアも開始。その他にも日産GTーRやキャンピングカーなど、まさに乗りたい時だけ使いたいクルマがラインナップされています。もちろん、カーシェアのメインストリームである小型車もラインナップ。

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まとめ

 個人事業主がタイムズカーに申し込んでみた結果、入会可能なことが確認できました。また、カレコやアースカーなど他のカーシェアサービスの法人会員との比較をまとめると以下のようになります。

・個人事業主でも書類を揃えればタイムズカーの法人会員に入会可能
・タイムズの方が使い勝手もよく、入会金も安いが審査が厳しい
・カレコは入会金が高いが個人事業主にはハードルが低い
・アースカーはNSXやGT-R、キャンピングカーなどが借りられる

 カーシェアサービスを賢く利用して、賢いお金の使い方をしましょう!