ファイナンシャルプランニング

【包括医療費支払い制度】DPCとは?医療保険の見直し時に考慮しよう

医療保険はこまめに見直さないと損

 こんにちは、うみそらです。医療保険は見直してますか?

 保険は日々進化しています。医療の進歩により病気の治癒率や生存率が改善するため、概ね医療保険は年々安くなる傾向にあります。医療保険は掛け捨ての保険であるため、3年に一度は内容を確認して見直しを検討した方が良いでしょう。

 実際に私は3〜5年おきに医療保険を見直しています。告知事項に問題がなければ医療保険は時代によってトレンドが変わっていくので見直ししないと確実に損をします。

現代は入院期間が短くなっている

 例えば、15年以上見直していない場合は1泊2日や日帰り入院が補償されないタイプも多いにも関わらず、現在は内視鏡による1泊2日や日帰り入院の手術が多くなっており、入院保障を使うことができません。私の父親は数年前に熱中症で入院しましたが、20年以上医療保険を見直しておらず3泊4日以降の保障。にも関わらず仕事が気になって2泊3日で退院してしまい補償を受け取っていません

 「医療保険は見直すと支払い保険料が上がるから見直さない方が良い」って言ってる保険代理店や営業マンがいたら要注意です。

医療保険金を考える上で重要になるDPCとは何か

 医療保険を検討する上で、「そもそも入院や手術を行なった場合に費用がいくらかかるのか」を正確に知る必要があります。費用に対して大きすぎず、小さすぎない保険料を選択しなければなりません。

 ここで、厚生労働省が推奨しているDPC(包括医療支払い制度)という考え方を知っておく必要があります。この考え方を知らないファイナンシャルプランナーや保険代理店の方も多いです。

 難しい説明は抜きに結論を先に言ってしまうと、「入院をより短くする」考え方になります。

 では、なぜDPCによって入院期間が短くなっているのでしょうか?

 日本では平成15年(2003年)から導入されており、疾病群ごとに診療報酬が決められた制度になります。これまでの診療報酬は行なった診療行為に対して細かく診療点数が決められていて、診療点数の積み上げによって診療報酬が決まる制度となっていました。

 つまり、同じ病気や怪我でも診療報酬が高い行為を多く行えば医療者は多くの報酬を行うことができます。不要な検査や処方を行なっても報酬が得られるので、診療報酬の高い検査、薬、長期入院を容認し、必要以上の医療行為を行なってしまう可能性があります。

 あなたの身近にそんな病院はありませんか?

 必要以上の医療行為が行われれば、健康保険の支払い負担も増加するために健康保険組合の収支が悪化してしまいます。これにより大手企業の健康保険組合も解散するなどの現象も起きています。

 こういった状況を改善するために、同じ病気や怪我であれば診療報酬が同じになるようにした制度が包括払い制度となります。同じ病気や怪我で得られる報酬が同じならば、効率よく必要最小限の医療行為で治療が行う医療者が利益を得られることになります。

 問題点としては効率の良い報酬を得るために必要最小限のケアとなってしまう可能性があげられています。

 こうした医療報酬に対する方針の変化によって、入院や治療については必要最小限となるように変わってきています。

 こういった変化に合わせて医療保険も短期間の医療行為でも大きな保障が得られるものに見直しが必要となります。

 具体的には入院日額は小さくして入院日数については入退院を繰り返す場合に備えて長めにする。この主契約に先進医療特約をつけて医療保険適用外となるような高額な先進医療に備える。

 入院日額を小さくしても、加入している健康保険組合に高額医療保険制度がある場合は本人負担は実質的に上限があるので医療保険の掛け金をあげるよりも良いでしょう。このあたりは自分が加入している健康保険組合の制度とうまくバランスを考えてください。

がん保険という選択もある

 医療保険の金額をもっと減らす場合にはガン保険を選択する方法もあります。日本人の男性で60%以上、女性で45%以上がガンになると言われています。

 最新ガン統計:国立がんセンター

 つまり60%以上の男性はガン保険のみでも医療費が補償されることになります。ガン以外の病気にも備える必要があるのですが、心筋梗塞や脳卒中で行われる医療行為についてはガンほど高額で長期化することは少ないと思われますし、心筋梗塞や脳卒中のリスクは日々の生活習慣でも低減することが可能です。

 医療保険は掛け捨てになるのでリスクと医療に係る法整備などの状況を勘案して上手なパフォーマンスを発揮できるように見直しをしましょう。

 生命保険相談の窓口はショッピングモールなどにもたくさんありますので、話を聞くだけでも良いかもしれませんね。

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 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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うみそら@FP宅建士
新しいモノがあると まずは登録して試してしまう ファイナンシャルプランナーで宅建士