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【体験】手汗は日帰り手術で軽減できる。でもリスクもあります。

昔から手汗がひどくて、誰かと手を繋ぎたくても手を繋げなかった。漢字の書き取りではノートがふにゃふにゃになるし。日帰り手術で治療できるらしいですが、どうなんですか?

手汗は日帰りの手術で治療できます

 こんにちは、うみそらです。手汗に悩んでいた家族が病院で日帰り手術を受け、手汗から解放されたお話です。手術にはリスクを伴いますので、そちらについても解説したいと思います。手術は福岡県内の日帰り手術で有名なクリニックで行いました。

 【**注意**】私は医者でもなんでもありません。体験に基づいて、先生のお話や手術の経過、術後の状況などを書いています。全ての人に当てはまる訳ではなく、あくまで個人の感想となりますので、ご了承ください。

手汗が滴り落ちるくらいだと胸腔鏡下胸部交感神経切断術の適応

 手汗にも程度があって、緊張や高温などで少し湿る程度だと塩化アルミニウムを配合したクリームを塗って発汗を抑えることが多いです。これは手汗に限らず、脇汗やワキガに悩む人たちにもよく処方されます。楽天だと医薬品も販売しているので、購入可能です。

 手に水滴ができたり、水滴が滴り落ちるくらいの量だと手術適応を診断され、交感神経をカットして汗そのものが出ないようにすることを検討します。(参考:鳥取大学医学部Webサイト)

http://www2.hosp.med.tottori-u.ac.jp/introduction/3105/3106/21184.html

胸腔鏡下胸部交感神経切断術とは

 マイクロスコープ付きの胸腔鏡(直径3mmくらい)を脇の下から入れて、交感神経をカットします。傷跡もほとんど残らず、身体への負担もほとんどないので1泊2日の入院で元気に退院できます。入院も体力の回復ではなく、麻酔の効果と術後の処置のために1泊2日必要なだけです。交感神経を切断する位置は第4肋骨上が最近のトレンドで、代償性発汗(次に説明)を抑えつつ、手汗も程よく止まるとされています。

 手術は全身麻酔で行われ、両側でも1時間程度で終了します。術後も穴の開いた脇の下と交感神経切断部分周囲が痛む程度だそう。手術を受けた家族に聞いた感じだと、起きたら終わってて、手に汗をかかなくなってた。何だこれ?という感想でした。

代償性発汗が最大のリスク

 人の身体とはよくできたもので、手汗を止めるために交感神経を切断するとその発汗の代償として背中やお尻、太ももの発汗量が増えることがあります。これを代償性発汗と呼び、この手術が成功した場合の最大の副作用です。しかも、これは個人差があり執刀医のテクニックや経験では如何ともし難いところのようです。このリスクについては、何度も何度も説明を受けて誓約書にもサインを求められます。もちろん、通常の手術に対するリスクとして一時的な気胸や心拍数の減少も説明されますが、胸腔鏡手術は低侵襲性のため手術による身体へのダメージなどは超低確率です。

 手の汗を止めることはできたが、夏になると今まで以上に汗がでる。代償性発汗は100%見られますが、問題はその量。量に個人差があり、しかもこれは手術を受けない限りどんな結果になるかわかりません。代償性発汗が怖い方は片方づつ手術して代償性発汗の様子を確認して、再度反対側を手術する場合もあります。(ただし、費用は倍かかる)

 私の家族はやや多めの代償性発汗があり、暑い時期は汗に悩まされています。ただ、手のひらは全く汗をかきません。いつでもサラサラです。書類やノートがふにゃふにゃになることはありません。

 代償性発汗を受け入れられるかどうか?この手術を受けるかの最大の決断はここになります。

医療保険、健康保険は使えるのか

 通常の場合、医療保険の手術給付対象になっています。また加入している健康保険が高額医療費に対応していれば、自己負担はかなり低く抑えられるでしょう。医療保険で1泊2日からの入院に対応している場合は、入院費も保険支払いの対象になります。忘れずに手続きしましょう。手術給付金10万円、入院日額5,000円だとしても十分に賄えるでしょう。

 もしも、医療保険による補償などを除いた実質の自己負担額が年間10万円を超えるようであれば医療費控除の対象になりますので、そちらも忘れずに。

年齢制限はあるか

 病院では小学生くらいの女の子もよく見かけました。小・中学性くらいの女の子であれば、いつもフェイスタオルを持ち歩かなければならなかったり、自分が触ったものがびしょびしょになってるのを見られたりするのに悩むことも多いと思われます。

 手術については成長段階で発汗状況も変化する可能性があるため、中学生以上を推奨するようですが、メンタル面も考慮して早めにクリニックに相談する方が良さそうです

 前述の通り、症状が軽い場合は処方薬での対処もできますので「たかが汗」と考えずに早めのクリニック受診をオススメします。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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うみそら@FP宅建士
新しいモノがあると まずは登録して試してしまう ファイナンシャルプランナーで宅建士